皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今日は今年最初のアトリエです。
昨年は年末にもう少しブログをかく予定だったけど、
引っ越しに時間がかかってしまった。
本当は色々と書いておきたかったのだけど。
でも、せっかく新しい年なのだから、去年までの話はこの際やめましょう。
昨日、よし子とゆうたは三重へ向かった。
考えに考えて出した決断だったけど、やっぱり寂しい。
冬休み、数日一緒に過ごした悠太の笑顔が忘れられない。
ずっと一緒にいて、どんな時も、その成長のすべてを見ていたい。
僕たちはすすまなければならない。
立ち止まっている時ではない。
ビリーホリデイでも聴いていようと思っていたけど、
昨日の夜はピアソラを聴いていた。
ダウンズタウンは新たな段階に入りつつある。
東京アトリエも今年は新たな気持ちで挑んでいきたい。
一年だけ借りた家も返して、アトリエの二階での生活。
改めて、場に向かう状況でもある。
絵具を作りながら孤独感が去り、意識が場に集中する。
同じものを守り続けるだけでは意味がない。
10数年、よし子と2人で場を創って来た。
2人で創った場はここで一旦終わる。
ここからはまた新しい場が始まる。
より、シャープでクリアな場になっていくだろう。
このアトリエにあって、他ではないもの。
その価値を追求していきたい。
ここは作家が主役の場だ。
そして、他の活動と比較する必要は全くないのだが、
あえて言えば作品の質が違う。
おそらく、このレベルの作品が生まれ続ける場所は他にはないだろう。
そのことが何を意味するのか、そこが一番大切だ。
福祉や教育やアウトサイダーアートのことを、
これまで色々と書いてきた。
批判的な書き方が多かったと思う。
でも、それらを否定するつもりはさらさらない。
需要があって供給がある。
そのレベルを求める人達はそういうものに触れていけば良い。
もし、もっと高いレベルのもの、もっと本質に触れるものを見てみたい、
と感じてくれる人がいれば、それに答えるのが私達の仕事だと思っている。
これからも、この核心からぶれることはないだろう。
よし子と悠太と離れての生活が始まって、
励ましのご連絡をたくさんいただいている。
応援して下さる方達に支えられる日々だ。
AEPニュースと引っ越しで終わってしまって、年賀状も書く事が出来なかった。
年賀状でやさしいお言葉をいただいております。
ありがとうございます。
お一人お一人のお名前までは書けないが、
特に安藤さんからのお手紙は嬉しかった。
安藤さんは幻冬舎で社長秘書をされていたころから、
ずっとよし子と僕のことを気にかけて下さっていた。
節目節目に励まして下さって、僕達にとって本当に大きな存在だった。
まだ、思うように人に伝わらず、
2人でひたすらビジョンを信じて教室を創っていた頃、
一人でも本当の理解者がいるという事が、どれだけ励みになったことか。
さて、今年も充実したアトリエにしていこう。
それから、ブログに関しても肯定的な意見が多いことに驚いています。
応援、ありがとうございます。
今年も頑張って、活動の報告や、楽しめる内容のものを書いていきたいです。
本年も宜しくお願い申し上げます。