2015年4月7日火曜日

湿った空と静かな雨

気候の変化がなかなかしんどい日々です。
よしこ達も体調を崩してしばらく心配な時期だ。

事務仕事が結構いっぱい。

今月最初の土、日曜日の制作は春休み期間にもかかっていたので、
お休みも多かった。そして、この時期なので調子の悪い人も多い。

状況としてちょっと難しい現場だったけど、
かなり良い時間になって嬉しい。作品も勿論良い。

とても残念なことだけど、メンバーとの別れもあった。
素晴らしい作家だった。

色々と想いはあるが今は書かない。

ただ、この4クラスではかなり良い仕事ができたと思う。
難しい状況をどう見て行くのか、
どんな時でも何かが出来るということをしっかりと示すことが出来た。

何度も書くけど腕は落ちた。
技も衰えた。
でも、出せる結果は落としていない。
華々しいものでなくとも、なりふり構わずにもって行けるところまでは行く。
そんな自分の姿が見れるのも嬉しいものだ。
そこが謎なのだけど出来る場自体は以前より良い。
まあ、責任を持って質を保つのは当然のことだが。

三重ではたくさん夢を見た。
憶えているのはある尊敬している方と2人で山を登っている景色。
どうしたら良いの?、こうなってるの?と無邪気に教えを乞うている自分。
そこには本当の安心感があった。
やっぱり大きな木が何度も現れる。
それに真っ暗な森を10人くらいに別れた自分が、
それぞれ分け入って行く夢。
上から全体が見えたり、各個の視点から木々や緑が大きく見えて来たり。
裸で砂の上に寝ていたり。

ゆうたとたくさん遊んだけれど、
家の近くの春休み中の小学校で砂遊びした。
海の潮風が上がって来て、匂いがする。
ここでも砂を掘り始めて、ゆうたともっと深く、という話になる。
穴を掘ってどこまでも行く、という情景が僕の人生で何度も繰り返されて行く。

そうだったと、幼なじみのKとの記憶が甦る。
2人で穴を掘り続けたこと。
途中で水を流した時の圧倒的な世界を。
宇宙が動き出すような広大さ。

Kのことは以前に書いたけれど、このとき思い出したことが色々あって、
またいつか落ち着いたら書いてみたい。

それにしても今ここでこうしていることが本当に不思議だ。

僕達は掛け替えのない時間の中に居る。
思い切り楽しんで、そして奇麗な景色をいっぱい見よう。
みんなの良いところ、素敵なところと出会って、
一緒の瞬間をたくさん創って行こう。

思い出をいっぱい作って。

ありがとうを言い合える生き方をしよう。

今日も奇麗だった。
明日は何が見えるのだろう。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。