今度は暑いですね。
絵の具に使っている缶の交換時期に来たので注文。
絵具もちょっとアレンジした。
今日は久しぶりに柏木さんと打ち合わせ。
前回の土、日曜日の制作は素晴らしいと言うより凄まじかった。
作家達の限界を知らない無尽蔵の創造性。
場も作品も輝き続けた。
僕自身のスタッフとしての仕事も鬼気迫るものがあった。
もっと行くのか、と自分の気迫に驚いていた。
そんなことはこれまでに無い。
ある意味で動きも感度も以前より落ちたからこその在り方だ。
今出来るところまでやらなければ、と言う思いがあの気迫に繋がっているのだろう。
普段意識している訳ではないが、
無意識や身体が、今やっておかなければ、という気持ちを強く持っているのだろう。
現場における本能かも知れない。
出来るようになることが増えて行くのと同じ位に、
出来なくなって行くことも大切なことなのかも知れない。
あれが出来ないからこそ、これをしなければというところもあるし。
場はいつでも沢山のことを教えてくれたけれど、
面白さや味わいも本当に変わって行く。
進歩したり退化したりと言うよりは、
いつでもその時でしかない大切な何かがあるのだと思っている。
結局、今が一番良いなあ、と思う。
最近、数名の作家から違う場所で僕と会って話をした、
ということを聞いた。
こういうのは幻想だとは思わない。
確かに僕達はそういう深い繋がりにまで行かなければ、
本当の意味の対話にはならない。
沢山の場所に同時にいなければならないし、
沢山の時間を同時に生きなければならない。
そこに居なかったのだから会うはずが無いと言うような、
浅い部分しか見ないのであれば、
現実も対話も作品も薄っぺらなものにしかならないだろう。
僕達はもっと奥にあることを見ている。
そこで話している。そこで関わっている。そこで共有している。
いつも同じことを書くみたいだけど、このことは大切なことだ。