2012年6月4日月曜日

仲間たち

またまたアレルギーの鼻炎が出てしまった。
鼻から頭にかけてかなり熱をもってきてしまったので、
昨日はお風呂もやめて、早い時間に寝た。
少し治まってきた。
いい病院がみつかったのだけど、ちょっと忙しくて行けていなかった。
そろそろ、行こう。
ゆうたのアレルギーと向き合いながら、10年以上ぶりに自分のアレルギーが、
出てしまったのも、何か運命なのだろうか。
それにしても、処方箋薬局の薬剤師の方が、とてもとてもやさしくて、
親身になって心配して下さって、やっぱりこういう部分は大事だなと思った。

さて、自分のことはまあいいとして、
昨日のアトリエは久しぶりに赤嶺ちゃん(元学生チーム)登場。
素敵な仲間も連れて来てくれた。
最近は男子が少ないので、このいながき君にはアトリエの良さを知ってもらいたい。
しかも18才。色んな良い出会いが、最も吸収出来る時期。
作家たちやこうした仲間たちをの関わりを作っていくことも、
大切な活動の一つだと思う。

三重での拠点づくりもそうだが、これからますます、輪を広げていきたい。
伝えていかなければならない。

10年前は、生徒にしてもたくさんの人と関わっていきたい気持ちだった。
今は自分の見ていける人数を考えることも多い。
教室自体もほぼ満員だし、それでも見て欲しいという方もいらっしゃる。
僕らの場合、相手の条件が難しくならなければ、
一旦関わった人とはずっと途切ず付き合っていく。
だから、10年、20年を見る気持ちがなければ受け入れられないし、
1人、2人では一生のうちに見られる人数は限られている。
こんなことはかつては考えもしなかった。

関西の方でお話をすれば、大阪や名古屋でもこのような活動をして欲しい、
というご意見もいただく。

今後、人が育つ環境を広げる必要がある。
場があれば人が自然に育っていく。作家もスタッフもそこは一緒だ。

これからの10年でどこまで行けるか、そこが勝負所だと思っている。
今日はこれから実現の可能性のある企画の打ち合わせに出掛ける。
まだ、詳細は言えないが、ダウン症の人たちの作品がまた、
可能性を生み出せる機会になっていくのではないだろうか。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。