2011年12月16日金曜日

希望

昨日は悠太の一ヶ月検診。早くも5600グラム。
異常もなく、元気に育っている。
よし子の疲れが少し心配。子供が元気な分、母親の身体には負担がかかっている。
帝王切開した傷跡がなかなか治らない。
一週間後にもう一度、様子を見ることになった。
先日は熱を出した。39度を越していたので心配だった。
少し快復したけど、これからが長いので要注意。
僕も少しでもよし子が休めるように気をつけているが、授乳だけは代われないし。
本当に自分でおっぱいが出せたらと、痛感する。(気持ち悪いが)

三重から肇さんが来てくれて、ずっと付き添ってもらっていた。
明日からはいよいよ、3人だけで生活していかなければ。

さて、始めてのことの連続で、この期間に考えたこと、学んだことは、
たくさんあるのだが、このまま書いていると、
子育てや家庭のことばかりになってしまうので、
そろそろ本題のアトリエに話題を戻していきます。

今日は朝からアトリエで打ち合わせ。
Tシャツを作ってダウンズタウンを応援するプロジェクト。
打ち合わせの度に、たくさんの人と会う。
発起人の溝口さんのお力によって、本当におおくの方達が興味を示してくれ、
一緒に協力してくれようとしている。
こんなに沢山の方に関わっていただけて、嬉しいかぎりだ。
そして、良い企画になっていきそう。
スピードの速い世界なので、アナルグなアトリエと進めていくのは、
お互いが努力していくしかない。
始めから参加するみんなの意識が揃うとは限らないし、
時には行き違いや、意識のズレが生じるだろうと思う。
でも、万全を期して、失敗を避けていては、いつまでたっても前へ進めない。
とにかく、力を合わせて、みんなにとって良いものを作っていきたい。
作家たちにも、保護者の方達にも、一般の方達にも、
もちろん関わって下さる企業の方々にも、すべての人にとって、
良いもの、何かを得られるもの、企画にしていきたい。

年末にきて、打ち合わせや取材もそうだが、来客者も増えている。
最近では小さなお子様を持つ方からのご連絡が多い。
お会いしてお話ししていると、みなさん本当に何かに希望を感じたいと、
切に願っておられる。

お仕事の方達も、ご興味を示してお越し下さる方達も、
こんな時代にも(だからこそかも知れない)、アトリエのような活動に、
何かしら希望や可能性を感じて下さっている。
アトリエ・エレマン・プレザンの存在が、
社会にとって有用なものであり続けるように、努力を続けたい。

少しでも、役に立ち、希望に繋がる仕事をしていきたい。
必要として、感心を示して下さる方達に、ささやかでも勇気が湧く
プロジェクトでありたいと思う。

人が響き合う、つながる場所がある。一人一人のこころの中に。
だからこそ、同じ希望を持って進んでいくことが出来る。
さあ、良いものを創ろう。良い関係と環境を創ろう。
迷ったり、悩んだり、失敗したり。
時には絶望して、諦めかけても、なにがあっても、
ほんの少しでも前に進めもう。
何かが少しだけ見えてくる。何かが少しだけ変わってくる。
何かが少しだけ動き出す。
そうやって少しだけ世界が良くなる。一つ一つの変化が楽しくなる。

やってもやらなくても、結果は同じと言う人がいる。
同じなら、やってみた方が楽しいよと僕は思っている。

挑戦することは楽しい。新しいことは楽しい。
挑み続ける人生は幸福だと思う。

希望を持って進んでいきたい。
来年度に向けて、色々考えています。
楽しみにしていて下さいね。
みなさんに喜んで頂ける、希望あるプロジェクトになっていくといいなと思います。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。