2014年10月19日日曜日

凛とした美しさ

今日も光が奇麗だ。
先週位から始まっていたけれど、作家達の生み出す色彩も、
秋の乾いた日差しのように、濁りのない透明なものになっている。

当たり前だけど、
その作品がこの時期の日差しに照らされている光景は美しい。

制作の場も引き締まっている。

冬まで行くともっと内面に向かう部分が強くなるが、
秋の今くらいの時期はバランスがとても良くて貴重な時間でもある。

もちろん、色んな良さ、色んな美しさ、色んな楽しさがある。

今の僕は凛としたもの、品格を感じさせるもの、清潔で透明な美に惹かれる。
そして作家達の作風はそんな方向へ向かっていて、
一番見てみたいものを見せてもらえて有り難い。

彼らはやっぱり凄いなあ、と思う毎日だ。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。