2014年6月24日火曜日

曇り空

今日は打ち合わせが2つ。

外の人とお話しする時、
いつでも作家達や出会った人達の想いが僕の中で動き出す。

制作に関わる以前から僕に教えてくれた人達。

そこで見せてもらったものは無限に近い。

いくつもの人生を同時に生きているようであり、
一つの大きな流れだけがあるようでもある。

いつでもその人と行けるところまで行って来たから、
これまで全く後悔はない。

さあみんなから見せてもらったものや、
ずっとずっと先にある豊かな世界を、今後どうやって伝えていくか。

喜びや幸せに繋がることだけを考えて来たけれど、
それはどこまでも深くて、果てしないものでもある。

何かに成功したり、ちょっと得したりしたから嬉しい、と言うレベルから、
ただ歩いているだけなのに触れている世界の様相が変わって来る、
というレベルの幸せもある。

繋がることの奥深さ、響き合うことの可能性。共感の宇宙といえるもの。

人が居るのだから、響き合いたい。
同じ響き合うなら、浅いところで響き合うよりも、
より深い部分で響き合いたい。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。