2014年6月12日木曜日

アトリエ

皆様、お久しぶりです。
ブログの更新が遅くなってしまいました。
東京に帰って来ました。

三重での時間は仕事もプライヴェートも本当に充実していた。
改めてよし子達と肇さん敬子さんには感謝の気持ちだ。

書きたいことはいっぱいあるのだけれど、
今日は東京の制作の場のことを書くことにする。

東京アトリエの皆さん、ごめんなさい。
僕が離れている間、制作の場が本来の質を保てていなかったようです。
この土、日から少しでも良い場を取り戻して行きます。
そして、次回僕がいない間は今回のようなことのないようにしていきます。

帰って来て、みんなの絵をずっと見ていました。
こんなはずはない、どうなっているのか、落胆と申し訳ない気持ちと。

絵を見れば、場がどうだったのかは大体分かります。

作家達と信頼して任せて下さっている保護者の方達を思うと、
これからスタッフ達は身を引き締めて行かなければならない。

最終責任は僕にあります。
次のクラスからしっかりやって行くことで、必ずお返しします。

何人かの作家に関しては、
このような絵を描くはずがないというものまでありました。

本来は公の場でこのようなことを書くのは、
現場にいた関川君に悪いし、
黙って修正すれば良いかなとも考えました。

でも、僕達には責任があることを忘れてはいけない。
下駄屋が鼻緒の切れた下駄を売ってしまったようなものなのだから。
ちゃんと回収して直さないと。
誤摩化してはいけない。
失敗は認めて、反省してやり直さなければならない。
看板に偽りがあってはいけない。

ここから先は関川君にだけ言うことにしよう。

いつでも良い場であれるように、みんなの希望となるように、
外部からも多くの期待を背負っているのだから。
僕達はいつでも最良を目指して改善して行きます。

これからもみんなと一緒に喜び合える環境を創ります。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。