2012年5月14日月曜日

彼らが教えてくれたこと

絵のクラスもプレも、充実している。作家たちも元気な方だ。
暖かくなってきたし、気持ちの動き方が違ってくる。

今週、よし子と悠太が帰ってくる。
悠太とお散歩したいなあ。

さて、少し前にもお知らせしましたが、佐久間の講演、いよいよ次の日曜日です。
20日14時30分から、世田谷区総合福祉センターでおこないます。
ふたばの会の総会だそうです。
午前はアトリエをしてから、午後のクラスはゆりあとよし子に任せて、
うかがいます。
ご連絡によると、ふたばの会会員以外に数名ですが、
このブログを読んで下さっている方がご参加されるそうです。
一般の方の参加も可能だそうです。
お時間のある方は是非いらして下さい。
詳細はふたばの会HPをご覧下さい。

ブログで書かないことを、なるべくお話します。

テーマは「彼らが教えてくれたこと」です。
彼らとはダウン症の人たちです。もちろん彼女らも含みます。

この様な深い部分に関わる話題では、
少し自分自身の体験を話す必要があります。
はじめての方も多いと思いますので、
アトリエの活動を紹介するのに半分は時間を使うと思いますが。

一番大切なのは、自分自身にとって彼らの意味するものはいったい何なのか、
と言うことです。
それが見えた時にはじめて、みんなにとっての彼らの意味が分かります。

普遍的なことをみつけるには、個人的な体験を深める必要があります。

彼らが教えてくれたこと、彼らが教えてくれていることを、
みんなで共有したい。みんなで分かち合いたい。
みんなで、彼らの声を聞き取り、みんなで関わって行きたい。

みんなにとって生きやすい社会。
本当の平和。
そこへ行く為に、私達は彼らの示しているものを、
自らの体験を通じて正確に読み解いて行く必要がある。

アトリエ・エレマン・プレザンの実践や僕自身の経験して来たことは、
その一つの例といえる。
ここから何か普遍的なものが見えて来て、
それがどんな人にとっても良いものになりますように。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。