朝は寒かったけど、日中は日が射したし暖かくなった。
明るい時間も長くなった。
木曜日はお客様がみえた。
久しぶりにかなり真剣にお話しした。
最近は来客者も多いし、お話しする機会も増えている。
そして、理解して下さる方、応援して下さる方も増えている。
有り難いかぎり。
身近な方達はご存知のことだろうけど、
僕の悪い癖はお話し過ぎてしまうことだ。
もともとは決してそんな人間ではなかった。
むしろ人と話すのは苦手だった。
今でも話す時はやっぱり少し緊張してしまう。
言葉がいかにつまらないもので、不正確なものであるかは分かっているつもりだ。
それでも、僕は言葉を話すとき、真剣に挑む。
強く集中するので疲れる人もいるかも知れない。
こころの中にあるものや、経験してきた真実。
ずっとずっと追求している本質。
そういったものに、何とか言葉で迫ろうとする。
慎重に言葉を選んで、リアリティにいたろうとする。
話しているとき、僕はかなり集中している。
見えているけれど、まだ形になっていない何ものかをつかもうとしている。
掘り起こそうとしている。
言葉はときに人に影響を与えすぎる。
でも、伝えることがどれだけ重要なことであることか。
言葉を通して、言葉を超えた何ものかが伝わればいい。
そこから先は感じて欲しい。
絵に対する時や、場に対する時と同じように。
そして、生きることとは、全身で感じ、味わうことなのだから。