2012年12月18日火曜日

選挙

昨日はアトリエが終わってから、最後の封入れ作業。
無事終了しました。本日発送です。
出会ったたくさんの方を思い出しながら、作業しました。
それから、手伝ってくれた、あきこさん、稲垣君、赤嶺ちゃん、
本当にありがとう。

久しぶりにミヒロからメールがきた。
引っ越し手伝ってくれるって。

こうして、みんながつながりをもち続けてくれることが嬉しい。

作家たちも、学生達も、関わってくれた方達も、みんながつながっている。
一人一人のことを忘れたことはない。

これからは、よし子も三重へ行ってしまう。
距離が離れてしまうことは事実だ。
だから、ますます、みんなでつながりを強めて行こう。

あ、別に手伝わなきゃいけない訳じゃないよ。
みんなが、それぞれの場所で離れていても、お互いを想って、
自分の道を歩いてくれることがなにより。
どこにいても、アトリエでのように、
その場を良くするということを忘れないで欲しい。

政治のことについて、発言しない様にしているが、
先日の選挙はつまらなかった。
面白いとかつまらないという話ではないのだが。
自民党イコール悪のような考えは当然ない。
民主党もしょうもなかったことは確かだ。
それにしても、もう少しなんとかならないのだろうか。

投票は国民の義務みたいなことを言いたい人がいるが、
もっとよく考えてみると、選んだからには責任がある。
責任を持って選べる人や党がないということが問題だ。
いっそのこと、誰も投票しなかったらどうなるのだろう。
その方がちょっとは考えざるをえなくなるのではないか。

まあ、いい加減なことは言わない方がいいだろう。
ただ一つ。
政治によって世界が良くなることはない。
これは確かなことだ。
世界が良くなるためには、人のこころが良くなるしかない。
それは自分の問題から始めなければならない。

政治家の方とも何人かはお付き合いもあるが、
僕は一生、政治とは無縁だろう。

そんな中で、昨日もゆうすけ君なんかを見ていると、
本当にどうどうとどっしりしている。
世の中がどうなろうが、微動だにしない強さがある。
このたたずまいこそが人間の尊厳だ。
ここまでの精神の偉大さは持てないにしろ、
僕達もあまり右往左往せずに落着いて、良いことをし続ければいい。

ゆうすけ君には重みがあり、重厚感があるが、
てる君には軽さと自在さがある。
前回、志ん嘲のことを書いたが、てる君との共通点が多い。
それは軽さであり、流れるような穏やかなリズムと、
ブレスを感じさせない、深く静かな呼吸だ。
清潔で品があって水のように透明だ。

こういうリズムに触れて感じとれるようになることが、
人を豊かにし、環境を良くしていくことにつながる。

さて、まだ色々と進めなければならない事があるので、
今日はあんまり長く書かないことにしよう。
みなさんも、年末に向けてお忙しいことと思いますが、
お身体にお気をつけ下さい。
また、土曜日くらいに更新します。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。