土、日曜日の制作、とても良かった。
みんなと一緒に場に立てることを本当に幸せに感じる。
小さなアトリエでスタッフも不足している。
沢山の要望にお応え出来ていない。
でも、ささやかながらお受けしたお話や、
出会った方々へ心を込めて向き合って行きたい。
あれも足りない、これも足りない、と数えればきりがない。
その中で今何が出来るのか。出来ることを一生懸命にやっていく。
難しい時代にも入って来ているので、
運営面でも経済的な部分で厳しい状況におかれている。
どんな時でも最善を尽くすしか無い。
今日は曇りなのかな。
様々に書いて来たけれど、言葉で行けるところはこのくらいまでかな、と思う。
後は場のようにどれだけ、共有して行けるのか。
三重テラスでの小さな展示会は、今年最後の企画ということもあり、
そして沢山の状況を受け止めると、質の高い仕事で答えなければ、と思う。
条件的には難しい展示だけど、必ず良い企画になるように頑張ります。
ご期待下さい。出品される作品は8点ですが、その中でエッセンスを見て頂きます。
作品選定は今回は佐久間が一人で責任を持って行います。
8点の作品がダウン症の人達が共有している豊かな文化全体を、
感じて頂く入り口となれば、と思います。
人を幸せにしたい、という思いは大袈裟だしおごりだと思っている。
でも、少なくとも僕達が生まれて来てここにいるのは何のためなのか、
考えるとやっぱり目の前にいる人を楽しませたい、喜ばせたいと思う。
制作の場はそれだけを見るという生きる基本なのだ。
快、不快の感覚を大切にすると言うのもそこから来ている。
これらは基本だ。
僕は場において基本に忠実にやってきたと自覚している。
これからも更にシンプルに基本を守って行く。
みんなが気持ち良いということが大事だ。
感覚が鈍ると気持ち良さも感じないから、ここがなかなか難しい。
伝え方も在り方も、これからより直接的なものになって行くだろう。
人はもっともっと自由になれるし、
もっと素晴らしい世界に生きることが出来る。
抑圧されて小さく縮こまってしまった心を解放して、
本当に広い広い、無限のような場所に辿り着いて、
そこで幸せを感じてもらう。
それこそが僕達の仕事だと思う。