2015年12月12日土曜日

南風が運んで来たもの

昨日は本当に不思議な一日だった。
特別な時間。

雨があがり、気温が上昇して来てから、まるで天国のような景色が。

何だろう、何だろう、この懐かしさは、と。
ちょうど、2回に渡って夢の認識について書いたところだった。

世界は時に本当に美しいものを見せてくれる。

溶けるような、消え入るような景色を前に、
様々な場面が甦って来る。そのどれもが霞みがかっていて懐かしい。
それでも細部までぼやけている訳ではなく、どこまでも新鮮でもある。

ここはやっぱり夢の中。

この瞬間を大切に生きて行こう。
目の前の出来事や、今ここにいる人達のかけがえのなさ。

最近も濃い内容のブログとなっているけど、
もうすぐ終わるので置き土産のつもり。

今日もみんなと一緒に幸せな時間を、
命の輝く瞬間を場の中で実現して行きたい。

そしてどんな作品が待っているのだろうか。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。