2012年4月28日土曜日

家族

今日は本当にいい天気で暖かい。
ゴールデンウィーク前のアトリエ。
よし子と悠太はここからしばらく三重にいます。
僕も少し居れそうだったけど、仕事がいくつか入ったので、
今回はとんぼ返りになってしまう。

モロちゃん(元学生チーム諸橋さん)から手紙をもらった。
中国語の名刺を持って頑張っている。今頃はソウルかな。
忙しくお仕事をしながら、アトリエで皆と過ごした時間を思ってくれている。

時々アトリエの作家たちもモロちゃんの話をする。
色んな形でつながりを持ち続けて、いつかまた、ここで集まっていたみんなで、
何かが出来たらいいなあと思う。

ここで制作の場から学んだ人達、
様々なプロジェクトやイベントを手伝ってくれた人達の、
アトリエや作家達を思う気持ちは本物だ。

前にも書いたことだけど、学生達と出会ったことで、
僕はいっぱい学んだし成長出来たと思う。
沢山のものを今でももらっている。

これまで何気なくたくさんのつながりと、愛情に恵まれて来た。
僕自身も出会った人になるべく、自分のもらったものを、
あげようとして来た。

特に10代の頃、僕を受け入れてくれた人達。
一緒に暮らし、一緒に食べ、寝起きした人達のことは忘れない。

人間にとって本当に大切な経験がしにくくなっている。
大切なのは人と繋がって経験を共有して行くこと。

こんな時代になって、困難な状況の中で、
私たちはもう一度、そこへ立ち返ろうとしているような気がする。
これまで以上に「家族」や「家」がキーになって行くだろう。
それも以前のような血のつながりがメインに構成されたものでなく、
もっと広い「おもい」によってつながり、構成される新しい、
家族や家を創って行く時だ。

ダウンズタウンは夢ではなく、今の時代に必要なものだと思っている。
小さくてもあたたかい場所を創りたい。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。