昨日は久しぶりに元学生チーム、赤嶺さんがお友達と教室に来た。
お友達もとてもいい子だ。
それから、長い間、アトリエに通い続け、論文を書いて来た関川君が、
大学院試験に無事合格。おめでとう。
でも、本当に肝心なのはこれからだぞー。
さて、今週末は大阪で公演をするので、1、2日ほどアトリエを空けることになる。
土、日曜クラスはスタッフのゆりあが責任を持ってすすめます。
各クラスのみなさま、よろしくお願い致します。
お手伝いは絵本作家の菅野由貴子さん(久しぶりに)と関川君にお願いしました。
いい教室になると思います。
この10年で土、日のアトリエを離れたのは、この他には後一回あるだけだ。
ゆりあには、これまで内面的な部分を話して来たけど、
ちょっと具体的なことを書くから、頭に入れておいてね。
絵の具は作ってあるけど、何度もよく混ぜて、少し念入りに溶いておく。
底の方でどうしても固まるから、筆を底にあてて何度も混ぜる。
固まりがないか確認する。
作家が紙の上に筆を置いた時、色がバチッと決まるように。
掃除機もかけてあるけど、もし気になってかける場合は、
みんなが来る30分から15分前には終わっているように。
人が着た時に掃除機の音がしていないように。
こころの準備もあるから、15分前にはただ待っている状態がいいね。
描き終わって、保護者の方に絵を見てもらって、
もし着替えとかで、その場にいなくなっても、
基本的には帰るまでは作品は並べて見れるようにしておく。
同じ時間に帰る人達の場合は、なるべく他の人の作品も一緒に見せて。
最後はなるべく見送りに玄関まで。
でも、他の生徒を見ているときは場を離れないこと。
申し訳ないけどその場で見送る。
2人いるので1人が見送りに行けるといいね。
でも、2人ともその場に必要なときは仕方がないので、
生徒の方を優先してね。
時間はきっちり頭に。他の人が時間を忘れられるように、
スタッフは時間配分をちゃんとしよう。
時間が延びて行くと作家にも迷いがうまれるだけ。
混乱せずに充実した場にするためには、時間とルールは厳守する。
他の人はそこを自覚しないでのびのび出来るように、スタッフが配分する。
スタッフが疲れていたり、気が散っていたりして、
エネルギーが不足すると、わざと遊んだり走り回ったりする人が出て来る。
リラックスしつつ、一定の緊張感は保つ。
制作以外のところに逸れて行かないためには、
スタッフが一人一人のリズムを見極めること。
次に繋がる何かをこころに残して帰してあげてね。
あとの、内面的な部分はもうたくさん話して来たから書かない。
お手伝いは必要だけど、その場の責任は必ず誰か1人が持つようにする。
場に責任をもって構成する人は1人でなくてはならない。
そうじゃないと、纏まらないし、曖昧になってしまうから。
今回のクラスの場はゆりあが責任を持つ。
ゆりあにはもう出来るから、自信だけ持って、どっしり構えてね。
緊張や焦りは場を固くするからね。
みんなを不安にさせないように、自分も楽しむことだよ。
自分と、自分の判断を信じて。
出来るとはっきり自覚していいから。
自分でやってみると色んなことを発見するよ。
新しい世界に飛び込んでみよう。
日曜日、まにあったらなるべく早くアトリエに行くよ。
良い経験をして自信をもったゆりあに会えることを楽しみに。
緊張しないでね。僕も講演会、緊張してるけど。
お互い、頑張ろう。
ゆりあさん、よろしくおねがいします。