連日会場通いをさせて頂いておりました。
今日、明日は制作の場に入ります。
沢山の有り難いお気持ちがあって、
教えてもらえたこともいっぱいあって、
最後には一生懸命やって行くしかないな、と思っています。
いつでも力は全て使うし、あるものは全部あげるし、
出し惜しみだけはしない。
もともと何も持っていなかったのだから、失うことを恐れない。
無くなったらまた生み出せばいい。
僕には自閉症の友達がいて、彼と長年生活した後、
別れる時にメッセージをもらった。
最後の所に「でも、君は人付合いがへたくそだった」と書いてあった。
本当にそのとおり。
生きることも多分へたくそだ。
遊べば遊び過ぎるし、真剣になればなり過ぎてしまう。
若い頃はよく「良いけどやり過ぎ」という評価をうけた。
特別な何かがある訳でも、出来る訳でもない。
だからどうしても一生懸命やるしかない、と思ってしまう。
金曜日はお客さんの中から「ここが究極ですね」という言葉までいただいた。
午前中から夜の9時まで会場にいた。
夜、学芸員の中原さんと焼き鳥屋へ。
上野のディープなお店。4人位しか座れなくて、場所も外で屋台に近い。
こういうの良いなあ、と思う。こういう場所にいる時間も良いなあ。
遅くまで話しこんでしまった。
中原さんと僕だとツッコミ役がいない感じでどこまでも真面目。
外から見ていると可笑しいかも。
でも、僕にとっては本当に楽しい時間だった。
地位もお金もないし、器用な生き方は出来ないけど、
人にだけは本当に恵まれているなといつも思う。
さて、今日のアトリエも作家達と共に最高の場にして行こうと思います。