2013年9月15日日曜日

今日は台風が近づき、大雨なのでみんながアトリエに来るまでが心配。

ここ数回、書いてきたことは今後のアトリエがどうあるべきか、
ということを考えて行くために必要なことだと思う。

一番大切なのは作家たちの生きるリズムを崩さないことだ。
盛り上がったものはやがて静かになり、ブームはやがて廃る。
そのことは良いことでも悪いことでもない。
でも、そこで生きている人達が翻弄されてはいけない。

静かに、小さくても良いから存続出来るものでありたい。
今、必要なのは沈まない船をつくることだと思う。

人に繋げること、人を育てることが重要になってくる。
どんなに社会が変わり、制度が変わり、流行が変わっていっても、
良い意思と確かな技術と揺るがない確信をもった人間が育っていれば、
その人達がどんな形であれ、継続して行くだろう。

だから、誰かだけという状態から脱却しなければならない。
誰かでなければ出来ないという状況はやはり不自然だ。

最後のところでは人、なのだろう。

人が育ち、人が繋がり、人が助け合える環境にして行きたい。

僕も外へ出て行く仕事が増えているが、すべては人に繋げて行くためだ。
必ず、良い形になって行くだろう。

絵画の制作に関しては東京の場合、僕一人でほぼ見ているけれど、
今後はこの体制を変えていきたい。
この環境をしっかり守って行ける人材があと数名は必要だ。
今のところ、僕が場を離れることはないのだけれど、
それが可能な体制になっていなければならないと思う。

様々な考え方が可能だろうし、ここはまだこれから変わって行く部分があるだろう。

さて、まだまだ触れたい話題もあるのだけれど、今日はここまでにします。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。