今日も曇りか。
少しは雨降った方が良いのだけれど。
サッカーは盛り上がったなあ。
あんまり、こういうムードで書きたくはないんだけど、
でも、やっぱり本田選手には感動した。
いつも書いていることだけど、
勢いと勝負勘、挑む勇気が大切だ。
嫌われても、バカにされても、敬遠されても、怖がられても、
行かなければならない時は、何処までも行く。
みんな、思ったことだろうけれど、
あのプレッシャーの中で、他の誰でもなく自分が決めるんだという決断と、
真っ向勝負でど真ん中に蹴る勇気。
試合が終わっても本田選手には笑顔がなかったし、
記者会見での和気あいあいムードを壊して行ったのも共感出来る。
本当の責任感とはそういうものだ。
ちょっとのことで満足して、居心地の良い場所に居続けようとする人。
みんながそうやって、一緒にここに居ようよ、と留まってしまう。
そこで立ち上がって、もっと行くという気合いを見せる人は、
やっぱりけむたがられる。もう宿命だ。
人生も仕事も本当はこういった勝負と同じだと思う。
何をやっていても、一段高いことが出来る人は、決して留まることをしない。
ずっと進み続ける姿は時に周りを疲れさせるのかもしれない。
でも、生きているということは動いている、変化しているということではないのか。
アトリエでのあり方にしても全く同じ。
様々な場があるだろう。僕も少なからず見て来た。
居場所があれば良いというレベルのもの、楽しければ良いというレベル、
経済的な効果が上げられれば良いというレベル。
色んな価値観があるだろう。
僕はもっともっと先にあるものを追い求めている。
単なる遊びの楽しさや、単なる馴れ合いの仲の良さは求めていない。
本当のものにはもっと透明感があって、もっとすべてがある。
何となくのものではなく、もっと力強いなにかだ。
自分の楽しさや満足や安らぎがゴールではないはずだ。
もっと先があるし、そこには本当の楽しさがある。
時々、辛口なコメントを書かざるを得ないのも、
低次元で満足してしまう人が多いからだ。
本田選手の勇気あるゴールと会見での場を壊す発言は同じ原動力から来ている。
それにしても、真っ正面からゴールを狙ったように、
真っすぐで嘘や誤摩化しのない姿は清々しい。