三重と東京の行き来が続くので、
東京に居る間のスケジュールがどんどん埋まっていく。
たくさんの方にお会いする。
アトリエを訪れる方も多い。
この場に惹かれて来る方々。
ここに何があるのか。
ダウン症の人達の持つ感性をずっと考えて来た。
彼らが自由に感性を動かせる場を創って来た。
ここへ来ると彼らの本来の姿に接することが出来る。
そこに何かがある。
夏の展覧会のテーマは「楽園としての芸術」。
こころの奥深くに美と調和と平和がある。
作家達が示しているのは、本当の在り方、本当の生き方だ。
落ち着いて、静けさを取り戻し、感覚を研ぎ澄ます。
元へ戻っていくような感覚。
ここには人間の本当の形があると思う。