土、日曜日の制作の場。
やっぱり最高の時間が流れていた。
とても静かで深いもの。
金曜日に久しぶりに東京都美術館の中原さんにお会いした。
人間同士、響き合えることが最大の幸せだと思える再会だった。
展覧会から一年が過ぎ、沢山の想いを伝え合ったけれど、
これはもうまたご一緒する運命なのだろう、と感じた。
それにしても、
中原さんはいつも僕の中にある深いものを引き出して下さる。
一緒に作品を見ながら、凄い光景を見ていた。
この景色が共有出来るからこそ、お互いを信頼出来るのだ。
こんな世界があることを多くの人は知らない。
数ではない。
僕達は深い想いを持った人達と響き合って、
本物の繋がりの中で、本当の仕事をしていく。
どうなるか分からないし、一寸先は闇と言うのは、
今の人類に突きつけられた真実だと思う。
でも、どんな状況の中でも最善を尽くして行こうと思う。
出来ることを全てやって行こうと思う。
昨日の午前の場の中で、
ここでよく書いている情景が再現されていた。
たった4人で居たのに、その場に沢山の人や想いや景色がやって来ては去って行った。
僕らは知っている偶然でこんな言葉や気持ちは出て来ない。
場に立つ時、僕達は個人ではない。
誰が誰とは言い切れないし、何処までがどうとも言い切れない。
みんなと出会えて、一緒に居られて、繋がることが出来て、
そして一度でもあの同じ景色を見られたことを忘れない。
本当に幸せ。