そんな訳でしばらくは短めで書きます。
今日も少し穏やかな気候ですね。
昨日はお休みが多かったですが5名の作家で11枚の作品が生まれた。
すべて傑作。11枚並べてもそのまますきがない。
何もかもが自然で、その流れの中からたくさんの笑顔と作品が生まれて来る。
作家達は魔法のような創造性のリズムに入って行く。
時に向き合うことを避け、気楽な遊びに逃げようとしたり、
媚や恐れが誤摩化しをつくったりもする。
そういった一連の流れの後で、でも最後には目つきが変わって、
真っすぐに進んで行く。
すごいなあ、と思う。
僕自身もそのようにありたい。
なんだかんだ言っても、逃げても誤摩化しても、
そうやって人間的にうろうろしても、最後の最後でぱっと入って行く。
絶妙な間があり、リズムがある。
身体の奥で感じている流れが場にいる全員を貫く。
一瞬の中に宇宙の秘密が宿る。
あるものすべて、おきることのすべてが一つの法則を証してくれる。
場は色彩に包まれ、笑い声と歌が飛び交う。
流れ、変化し、あるべき形へ向かい続ける。
すべてのプロセスが完璧である。
僕達の目は冴え渡る。どんどん見えて来る。
見え過ぎるくらいに見えて来る。
そこにあるすべての動きと全員の心が一つの波や渦のように、
どこまでも深く感じられる。
過程を味わい楽しみながら、最後のものまでも見えて来る。
そうして、一日の制作が終わる。
また次もという気になる。
残されたものは作品だけだ。
作品はそういう時間の中でただ、残った形にすぎない。
それでも、その作品の中にはすべてが刻まれ、宿っているとも思える。