熟睡した。
お問い合わせが増えている。
アトリエに関心を持つ方や、何かを求めて来られる方が本当に多い。
希望に繋がる場を創り続けなければと、日々実感している。
今年は8月10日から一週間、三重県で合宿をおこなう。
今、詳細をプリントにしている。
今回は外部からも見に来ていただける場所にしたい。
アトリエで生まれた絵を通じて、様々な形で社会との関係を創っている。
新たな可能性を模索している。
こうした活動は言うまでもなくすべて、
普段の制作の場で生まれて来るものの延長にある。
大切なのは、みんなで良いもの、良い環境を創ることだ。
制作の場に入るとき、一人一人が自分の中の良いものに向かう。
創造性や愛や調和と言ったものを言葉ではなく、深く自分の中からみつける。
その場にいる全員が笑顔であれるように振る舞う。
本当に経験が深まれば、いつでもどんな場所でも最善を尽くすことで、
調和して行けることを知ることになる。
目指す目標は遥か遠くにあるばかりではない。
今日1日でも、調和のビジョンに包まれることが出来る。
アトリエでの時間は毎日そうでなければ、と思っている。
僕達は留まることをしない。
僕達は進み続け、創り続ける。
アーティストと名乗る人からよく連絡を受ける。
アーティスト、作家、芸術家、何でもいいが、それらの言葉が何を意味するのか。
創ることに専門家はいない。いらない。
僕達が生きることは創ることだ。
毎日、毎瞬、この生を創っていくこと。
何も恐れることはない。
進めば何かが見えてくる。
そして、これからみんなが本当に創っていかなければならないのは、
調和であり平和であり、あたたかいつながりだ。
それが出来るということを、私達の今後の活動から直感していただきたい。
ダウン症の人たちの作品から感じていただきたい。
作品から伝わって来るビジョンが世界中に届けば素晴らしい。
どんなに小さなところからでも、僕達は始める。
自分が今立っている場所から見つめ直そう。
しっかりと生きているか、良い仕事をしているか、
愛を持って、内側から湧き出るものによって行為しているか。
大切に慈しむように事物に触れているか。
人間には寝ている状態と起きている状態の2種類しかないと思っているかも知れない。
意識と無意識のどちらかしかないと思っているかも知れない。
でも、それは違う。
学者や専門家がそう言った訳ではない。
僕自身が経験していることを言っている。
人はもっと目を覚ますことが出来る。
もっと深く強く感じることが出来る。
強く愛し、強く悲しむこと。
もっと目をあけて、もっとよく見て、もっと良く聴いて、
身体もこころももっと使って行けば、生きている現実や世界は変わって来る。
深く生きるとはそういうことだ。
アトリエではみんな日々、そういった経験をしている。
昨日のアトリエも良い時間だった。
今日もそんな時間をみんなで創っていきたい。