2012年7月17日火曜日

みんなの場所

それにしても今日も暑い。
今日は手短に書く。

昨日は保護者会をおこなった。
お休み中の暑い中、たくさんの方に来ていただいた。

アトリエ側からのお話が長引いてしまって、
保護者の方達同士の交わりがあまり出来なかったのではないかと反省している。

こんな機会を増やして、みんなで気楽に語り合える場にしていきたい。

本当はちょっとした事でも話すことができて、
こんなことに悩んでいるとか、こんなことが楽しかったとか、
そんな中で次に何が必要なのか、みんなで共有していって、
同じ夢が抱けたら良いと思う。

僕がアトリエと関わり、よし子と自分のクラスを持った頃は、
生徒も10数人だった。
今では40名近くいるから、なかなかみなさんとゆっくりお話し出来ない。

僕自身がこれまでより外での仕事が増えていることもある。

教室をおこないながら、ずっと作家たちのことばかり見て来た。
真剣に誠実に挑んできたつもりだ。
でも、一方で保護者の方達のことをあんまり考えて来なかった気がする。
それだけ作家たちのことに夢中だった訳だけど、
そんな自分を信頼して任せて下さる方、参加して下さる方がいて、
ここまでやって来られたのだと思う。

これからは、保護者の方達も含め、関わる人みんなが幸せを感じる場にして行きたい。

改めてご報告するつもりだが、東京アトリエは新体制で次の活動に挑む。
これまでのレベルは決して落とさない。
前より良くなったと思われるものにしていきたい。

そして、新しい環境も同時に開拓していく。

保護者会でいくつかお話したことは改めて、
ブログでもプリントでも書かせていただく。

昨日はアトリエ初期の頃の方(僕が加わる前から通われている方)、
10年前よし子と2人でクラスを立ち上げた最初に参加して下さった方、
ここ数年で様々な活動をきっかけにアトリエを知り、加わって下さっている、
新しい方、それぞれが同じ割合で来て下さった。

後半、みなさんそれぞれのアトリエに対する想いを聞けたことは、
スタッフとしても嬉しかった。
改めて、みんなにとって良い場を、
作家たちにとっても保護者の方々にとっても良い場を築きたいと思った。
この場はみんなのものだ。
参加する人達がそれぞれ主役だと思っている。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。