2015年5月1日金曜日

楽しい時間

明日からまた深い時間の中へ入ります。

久しぶりに仲間達に会って来た。

くにちゃん、えのきどさん、みずほさん。
みんな変わってないなあ。
かつて多くの人が言ってくれた、みんなと居る時の佐久間は良いという言葉。
本当だなあ、としみじみ感じていた。

5年も10年も会っていなくても、一瞬で一つになる。
周りに居た人にはいつも一緒に居ないんですか、と驚かれたり、
知り尽くしていますね、と感心されたり。

今だから言えることだけど、やっぱり佐久間は特別な存在だし、
違う時間を創ることが出来る。
そして、何より、みんなが佐久間になら見せてあげようと思ってくれる。

僕がみんなに見ているものは特別だから。

みんなのことが大好きだから。
本当はただそれだけなのだけど。

僕とくにちゃん達が遊んでいる場面を、
微笑ましく見守る人達に囲まれた。

場とは見ている人をも幸せにするものでなければならない。

いなくなってしまった沢山の人が、
僕のいる場をどれだけ楽しんでくれたのか、思い出す。
喜んでくれる人が居たからやってきた。
喜んでくれた人が僕に何をすべきなのか教えてくれた。

ずっとそれだけを続けて来た。
今でもみんなが喜んでくれる。
良い人生だ。

昨日は纏まりに欠けることを承知の上で未整理な想いを書いた。
本当はしっかりとしたことを書くべきだが、
あれで良いと思っている。愛情や悲しみを素直に表せばそれで良い。
今日、かつての仲間達と過ごす時間の中で、
答えを出して行く自分を見た。
過去の時間に対して、親方への感謝に対して、
様々な想いに対しての答え。自分に向けての答えでもある。
美しい情景を描くこと。瞬間を輝かせること。
愛し愛されること。
今この瞬間に実行して形に出来ること。
出来るのなら、やり続けなさいと、場が言っている。

明日も全力で行きます。
一回の場も疎かにしない覚悟です。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。