2013年7月16日火曜日

シンプルな言葉

ちょっと時間があいてしまいました。ごめんなさい。
昨日は少し暑さが和らいだみたいです。
今日も今のところ昨日のような気候ですね。

ここのところ、プレはイサがしっかりやってくれているので、
僕は外の仕事に出ることが多い。
いっぱい人に会っている。
今日もちょっと外仕事だ。

1つでも2つでもいいから、何らかの形を創って行きたい。
前を向いて歩いて行く。

いなくなった片山さんのことを何度も何度も思った。
不思議なことに、場での振る舞いが良くなって行く。
大切に思う気持ちや丁寧さが増して行くからだろう。

日常の中では上手く行かないことが多い。
特に変わって行くプロセスは強い痛みを伴う。

脱皮が必要な時だ。

ジルーが本当に大事に大事に扱われている、という話を聞いて、
高山さん家族に感謝だ。

生きていると本当に色んなことがある。
でも、すべての人が居て良かったなと思うし、
すべてのことがあって良かったと思える。

ただただ、良いことを目指す。それだけだろう。

ピンと来る方は少ないかも知れないが、
良い動きをすること、ただコップを持つのでも、
良い触れ方というのがある。
それを意識しただけで何かが変わる。
そんなことの積み重ねだと思う。

大きなことは出来ないけど、環境の中で調和して行けば、見えて来る。

色んなことでうるさく騒がれているけれど、
ダウン症の人たちのあり方には、生きるヒントが隠されている。
そのことが大事な訳で、みんな平等だから権利を手にしなければとか、
この人達も頑張って生きてます、みたいなことは方向が違っている。
そんなことをいつまでもやっていても、本当の意味では誰も関心を示してはくれない。

ここで僕が伝えて行くことも、これからよりシンプルにしていきたい。
これまで書かせてもらったことはとても大切なことなのだけど、
これからはそれらのことの要点をシンプルに語ってみたい。

そして、彼らの生き方、あり方から学ぶ、というテーマを深めて、
みんなが自分のこととして考えられるように書いてみたい。

これからも読んで下さいね。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。