朝晩は風も冷たく、肌寒くなって来た。
ここから体調をくずしやすいシーズンになる。
年末に向けて仕事と引っ越しの準備がいっぱい。
一年を通して制作の場を見ていると、季節と人の意識の変化はかさなっている。
秋、冬はやっぱり意識は冴える。空気が乾いてくると明晰な意識になる。
反対に湿った空気の中では、もう少し穏やかで場全体が渾然一体となっている。
一枚の紙を前にこころを開いていくとき、そこに様々な意識の層が現れる。
どの状態が良いということではなく、それぞれに相応しいアプローチがある。
環境とこころを活かしきること、それにつきる。
先週のプレクラスはいっぱいお客さんが来て、賑やかに過ごした。
いつも様々なかたちで応援してくれている、トキちゃんはパンを持って来てくれた。
みんな、おいしい、おいしいと言ってたくさん食べた。
ほんとに美味しいパンなので、アトリエでも紹介のチラシを置いています。
クリちゃんも久しぶりだった。どんどん成長しているフクちゃんとも会えて、
みんなは一日、楽しく笑いがたえなかった。
この場で少しでも時間を過ごした人達は、
彼らにとって仲間であり家族のような存在だ。
最近のアトリエでは稲垣君が熱心に通っている。
赤嶺さんとその友達モーリー(もりもとさん?)も来てくれた。
いつも書いていることだけれど、繋がりというものが一番大事だ。
場とはつながる場所だといえる。
辛いこと、苦しいこと、悲しいことはたくさんある。
生きているかぎりは。
どんな時も繋がれる人や場所があることは大切だ。
誰も力になれないことはある。でも、つながっていることは出来る。
つながることで、少しだけ何かが変わる。
何かが動き出す。そんなことをずっと経験して来た。
繋がる為にすべき事がある。
感じることだ。繋がりを感じること、場を感じること。
いつでもそこにある最良のものを感じること。
感じる為に今ここにいる。